宗教者九条の和
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「96条改定に反対し、憲法9条を守ろう」宗教者共同声明
9・19賛同者1万人到達集会への
メッセージ
 ( 到着順掲載 )
○有馬頼底(臨済宗相国寺派管長)
 憲法9条は96条と共に絶対に守りましょう。これだけは何があってもまげてはいけません。

○平良 修(日本キリスト教団・牧師)
 憲法9条は、もっと強化すべきであって、捨てるなどは言語道断です。不幸にして9条が失われたら、沖縄が悲痛な思いで日本復帰した意義は完全に失われてしまいます。

○小野文珖(「宗教者九条の和」呼びかけ人世話役)
 天皇を元首とする自民党草案は、憲法改正の枠を越えた革命である。現日本国憲法を真っ向から否定するものではないか。新憲法制定に関わった幣原喜重郎への聞き書き(憲法調査会資料)が国会図書館に蔵されているが、その中で彼は、九条の戦争放棄条項は再改正を認めない最終的な結論であると断言し、マッカーサーには、日本側から第九条の永久的な規定として提案し、そこまで考えていなかったマッカーサーを驚かせ感激させた、と述べている。吉田茂も天皇への奏上の時立ち会っており、九条はアメリカからの押しつけでないことが明確に証言されている。

○河野大通(臨済宗妙心寺派管長)
 国が履修すべき、根本的道理を憲法に初めて明文化して、平和を護ることを宣言したもの。世界に誇りをもって護るべし。

○塚本是順(お題目九条の会代表)
 真実は一つが教主の教えです。

○滑川静夫(東京・関東キリスト者平和の会代表)
 日本国憲法を世界に発信しよう。

○大阪宗教者9条ネットワーク
 短期間で1万人突破おめでとうございます。大阪宗教者9条ネットワークも議論し、取り組みを進めています。
 「96条改定」は改憲派の予測に反し、反対の動きが急速に広まりました。政府は、多数の国民の意見を無視、世論を反映しない議席を背景にアメリカとの同盟を強め、憲法を無視し、集団的自衛権の行使を企んでいます。
 1万人突破を力にさらに次の目標めざし、がんばりましょう。

○俣野尚子(日本YWCA会長)
 大切な法案は、過半数では危ないと思います。多くの議員の支持によって採決されるべきだと思います。日本の歴史を振り返って、冷静な判断を求めます。

○西原美香子(日本YWCA総幹事)
 経済優先の考えのもと、すべての生命がないがしろにされていることに、私たち宗教者は声をあげ、立ちあがって行動しなければなりません。憲法9条の精神は、生命を慈しむものであり、祈りでもあります。これは国境を越え、民族を越え、宗教を越えて、人々が共感できるものだと確信しています。
 今こそ、共に平和を求めて祈り、「和」となる時です。
 ご一緒に行動いたしましょう。

○宮城泰年(呼びかけ人代表・聖護院門跡門主)
 政府は本音を漏らした麻生副首相のように、国民が静かになるのを待って刃を抜く恐れがあるから、いつも「96条改定反対、憲法9条を守ろう」と仏名の如く唱えなければならない。

○宮本光研(岡山宗教者九条の会代表)
 未曽有の災難の上、東京オリンピック開催という難儀を抱えました。原発はどうなるのでしょう。
  若者はどうなるか。平和非戦の日本の信用、信頼を保ち続けつつ、宗教——祈りの可能性を増進してまいりましょう。
  ご活動の皆様に感謝申し上げます。

○援助修道会西成修道院
 宗教者共同声明に賛同し、賛同の和を広げてゆく事を望みます。後期高齢者の共同体ではありますが、戦前、戦中、戦後を体験した者として、未来に負の遺産を残すことがないよう、微力ながら、できることを必死でやってゆきます。よろしくお願い申し上げます。

○齋藤昭俊(大正大学名誉教授)
 人類の願いは平和です。その平和を守る誇るべき憲法9条は絶対に守るべきです。日本が世界に約束したことです。人類の願いです。

○相澤牧人(日本聖公会・総主事)
 一歩一歩とこの賛同者が増えていくことをうれしく思います。そして、憲法9条を変えようというよりも、9条の思いに現実を合わせていくことを努力することの大切さがどれほど尊いかを改めて思わされています。そのためにもひとつひとつの「いのち」の尊さを知る宗教者の発言が力となっていく
ことでしょう。平和を実現する者の幸い(マタイ5:9)を追い求めていきたいものです。

○田中良子(日本友和会理事長)
 「どちらともいえない」国民層へ働きかけましょう。
 安倍首相は、精神だけではだめだ。日本周辺国が軍備増強をしている。日本の自衛ももっとしっかりさせなくてはと言っています。この首相は、全く憲法がわかっていません。憲法の前文や9条は、精神だけではなく日本国の生きる基盤であり、日本は敗戦後、この礎に立って生きて来ているのです。日本は戦争をせず、戦争で人を殺すことも殺されることもなかったのです。憲法は、国が間違った事をしないよう、国民の為にあるのです。安倍首相の憲法改悪を見過ごしてはなりません。経済優先ということで、国民の生命を売り渡してはなりません。かつてやってきた軍備で国を守るという選択を国民はしてはならないのです。軍備は敵も味方も殺害します。私たちの憲法は、諸国民を信頼し、外交で解決するように示しています。この努力こそ本気ですべきです。
 自衛隊は憲法違反です。国民はこれを黙認してきてしまいました。安倍首相はこれを国防軍にしようと言い出しています。私たちは災害救助隊に改めるよう運動をしましょう。ここで集団的自衛権行使などを許し、海外派兵をする日本にしてはなりません。外交の能力をもって戦争をしない国として世界平和に貢献する日本であり続けましょう。これが日本の生きる道です。
 憲法の実現は、私たち国民が憲法を生きることです。
 憲法を実践することです。

○奥田靖二(浅川金刀比羅神社宮司)
 賛同の輪が大きく広がっていることに心強く思うと同時に、オリンピック東京開催決定に、一層ナショナリズムをあおって、「日本チャチャチャ!」と「善良な」人々が右へ右へ、そして、改憲、「強い国」へと誘導されることを懸念いたしております。
 「私が保障します」という安倍首相の「放射能完全ブロック」発言など、全くその裏付けもなく「あなたに保障されても福島はじめ人々は救われないよ」の思いです。
 さらに一歩一歩がんばってまいりましょう。

○原井慈鳳(法華宗妙泉寺住職)
 戦争は慎重を欠く人々の気運とわずかの手違いやきっかけにより勃発することは先の大戦にても明白です。これから戦争が起こればあらゆる意味で回復不能の悲惨をもたらすことは、人智を超えた原発事故の深刻さが示しています。
 広島、長崎、福島が日本に与えた試練としても平和憲法(9条)を守ることを再確認すべきと思います。






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